算数だって基本が大事!算数に必要な基本知識3選
算数に限らず、物事を得意にするためにはまず基本をしっかり固めることが大切です。そして、算数で基本を習得するためには、まず暗記すべき基礎知識を覚え、そのうえで習った基本知識を数が変わっても使いこなす必要があります。
ここで一つの疑問なのですが、先生方のおっしゃる「基本知識」とはどのようなものでしょうか? そこで今回は、算数を得意にする ために最低限必要な基本知識を解説します。 参考にしていただけると幸いです。
(その1)基本公式
覚えているべき知識の1つ目は基本公式です。例えば長方形の面積を求める問題では、
面積 = たて × よこ
という公式を使います。この公式を使うことでたて5cm、よこ3cmの長方形の面積は
5 × 3 = 15 ㎠
と求められるわけですね。ここでは平面図形の基本公式を例に出しましたが、平面図形以外にも速さや割合、立体図形など、多くの単元で知らないとこまる基本公式がたくさんあります。
一方で、偏差値40台のお子さんたちを見ていると、そのほとんどで基本公式の中で抜けている知識が多いです(特に速さや割合の公式だと定着度の低さが顕著になります)。
この課題を克服するために、公式を使う問題を様々な数で解いて定着させるのがベターです。毎回ノートを開いて解くのは大変だと思うので、すきま時間に口頭でクイズ大会をすると楽しみながら勉強できるでしょう。
(その2)数に関する知識
2つ目の基本知識は数に関する知識です。科目の名前である「算数」という言葉からわかる通り、算数では数を考察する問 題が数多く出されます。そのため、数に関する知識が当然必要になります。偏差値50に上がるまでに必要とされる知識の例は以下の通りです。
- 約数・倍数に関する知識
- 例 2けたの3つの数(例 24, 32, 48)の最小公倍数と最大公約数が1分以内で正確に出せる
- 特徴的な数に関する知識
- 例 11~19, 25, 32の平方数を全て覚えている
- 単位に関する知識
- 例 100mg を正しくgに変換できる、面積・体積の単位換算が正しくできる
- 小数・分数・割合・百分率の変換がスムーズにできる
- 例 3/5 = 0.6倍 = 60% であることを瞬時に判断できる
こちらについてもすきま時間に口頭でクイズ大会をすると楽しみながら勉強できるでしょう。ちなみに2025年の受験生は、2025 = 45 × 45 となることも覚えておいてください。十中八九受験本番でも題材として出題されると思います。
なお、単位に関する解説記事や面積・体積の単位の解説記事も過去に書いていますので、こちらも合わせてご参照ください。
(その3)計算方法に関する知識
まず前提として、小数・分数の計 算方法はどの塾も4年生までに全て習います。つまり、中学受験をする場合5年生の時点で小数・分数の計算は問題なく正解することが求められます。もちろんどの塾も5年の始めに計算のおさらいをする単元が組まれますが、偏差値50以上の生徒さんが在籍するクラスでは「自分でできるよね」といってさらっと終わらせて応用問題に入るはずです。そのため、そもそも計算方法がわからない場合はまず計算方法を繰り返し練習して定着させることが何よりも最優先になります。
そして、実は計算がもっとも算数力の差を広げる要因となることはご存知でしょうか?
例えば次の計算をするときに、皆さんはどのように解きますか?
999 × 47
算数が苦手なお子さんにこの問題を出すと、ほぼ全員が何も考えずに筆算を書き始めます。しかし、偏差値50以上のお子さんたちは
999 × 47 = (1000 - 1) × 47 = 4700 - 47 = 4653
という形で分配法則を発見して解くのです。このように、日常的に計算の工夫を考えながら計算問題を解く癖をつけましょう。
まとめ
今回は算数で必要な基本知識を3つに分けてご紹介しました。算数の基本知識は
- 基本公式
- 数に関する知識
- 計算方法に関する知識
でした。そして、初めの2つに関してはすきま時間に口頭でクイズ大会をすることで、計算方法については工夫を考えながら計算することをおすすめしました 。ぜひ普段の学習の中でも取り入れてみてください。
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